進級が決まる学年末試験も無事に終え、再試験の電話(通称、死神の電話)も来なかったので、四月から晴れて高校三年生になれることが決定しました。いや本当に良かった。
去年の二月に大糸線に出掛けて以来、旅行は全く行っていなかったのですが、試験中に友人と昼食をとっているときに「旅行に行きたいねえ」「そうだなあ、卒業旅行前年祭っていうことにして行くかw」という流れになり、急遽行くことになりました。
試験が終わり、モスバーガーの店内でグダグダと予定を組んだ結果、土日切符を使って行き先は仙台→松島→鳴子温泉→山形→上野→(急行能登号)→直江津→長野→信州を適当に→東京というルートになりました。本当は宿泊したかったのですが、結局急行能登号を使うことに。
さて当日。朝4時半に起きて始発電車にギリギリ乗り込み、東京駅へ。天気予報によると、午前中仙台は大雨だったので、新幹線の車内で予定を山形→鳴子温泉→松島→仙台と、低気圧が過ぎて行った後をつけるように変更しました。これが良かった。鳴子温泉から旅行の最後まで、傘は一度も使うこと無く済みました。
山形新幹線経由で11時頃に鳴子温泉駅に到着しました。ひどく腹を空かしていたので、最初に”いかにも”な昭和時代の雰囲気の食堂で鍋焼きうどんを食べ、その後、観光本でも必ず紹介される入浴料が驚きの価格、150円の浴場「滝之湯」に入ります。ここが凄いんですまた。源泉掛け流しと思われる浴槽があって、シャワーは疎か、カランすら無いのです。そこには温泉が掛け流されている洗い場があって、そこで皆身体を流すというもの。実にワイルド。もし鳴子温泉に行く機会があれば、一度行ってみると良いかもしれません。
また陸羽東線に乗って終点の小牛田まで行き、そこから石巻線を経由して仙石線の松島海岸へ。今思うと真っ直ぐ松島へ行った方が良かった気もしたが、まあいいか。
そして松島海岸。ここは中学一年のときに家族で行ったことがあるが、正直松島は天気が良くなければ感動しないと思っていました。で、今回は勿論晴れ。丁度夕方で、有名な福浦島から海岸へのびる赤い橋が光に反射して輝く時間帯で、非常に美しい景色を見ることが出来ました。しかし、余りに風が強くて寒い。そんなことにもめげず「ずんだ鯛焼き」を食べて海岸まで出て夜景のバルブ撮影に行きました。「ずんだ鯛焼き」はめっさ美味いですよ。この辺りの写真は後ほど(時間があれば)UPしようかと。
極寒の松島海岸駅を後にし、仙台へと向かいます。SUPER BELL''Z(一応、聴きますよ!?)の仙石線編の、「本・塩〜釜〜♪」のくだりがあまりにも気に入っておりまして、本塩釜駅を通ったときは、非常に高揚した心持になったのでありました。要は、テンションが上がったってことですな。
結局終点のあおば通り駅まで乗って、夕食は仙台駅の近くのロイヤルホストにて。ここは店員が少ないのか、店員は激しく忙しそうでした。
東北新幹線の「はやて」で、一旦上野へ戻ります。此処から急行能登号で直江津に向かいます。一旦家に帰って朝の新幹線で出ても時間は一緒なのですが、一旦現実に戻されるのは嫌だというしょうもない理由で、わざと疲れるルートを選択しました。
二日目。非常に寝苦しい環境の中で朝4:15位に直江津で降ります。信越本線の快速妙高号で長野へ行きます。ここで大変美しい朝日を見ることが出来たのですが、電車の窓ガラスが汚くて折角の景色も台無しです。是非とも掃除を…。
長野からは長野新幹線で一旦軽井沢へ行き、そこからしなの鉄道に乗り換えます。見ると明らかな鉄ヲタらしき人々が矢鱈と多かったので何事かと思いきや、今169系が湘南色にされているからのようで、丁度発車する電車がそれだったからのようでした。
一応、電車を撮るという名目で信濃追分駅で下車します。
朝でしかも快晴だったで、ダイヤモンドダストが見れました。無茶苦茶綺麗。景色が最高の場所でした。
撮影地につくと、カメラを持った人たちが相当数いて、ろくに写真を撮れる環境ではなく、浅間山をバックに撮れる場所なのに、上手い具合に浅間山に雲がかかっていて、結局ろくな写真も撮れず仕舞に。その後カメラの人だかりは自分たち以外皆いなくなったので、物凄い寒さの中40分以上粘ってもう一枚撮った(これは標準カラー)のは、雲も無くなって綺麗に撮れました。しかし寒かった。正直もう電車は撮りたく無い…。
その後は軽井沢に戻って軽く昼食をとって上田へ行き、どうしても(シャワーつきの)風呂に入りたかったので、上田電鉄で別所温泉に乗ります。上田電鉄では自分が小学校2年のときによく使っていた目蒲線の7200系に約10年ぶりに再会できて、感無量でした。今は全体に塗装された「似非まるまど電車」しか残っていませんでしたが。
この会社は東急の子会社(?)のような感じで、東急のお古が代々まわっている訳ですが、遂にこの前、まだ新しい多摩川線・池上線の東急1000系が流れてきたようで、ついこの前まで地元で見ていた電車が、何の違和感もなく上田電鉄を走っているのは、何とも不思議な物です。
別所温泉駅に着いたら、別所温泉の有名な共同浴場、あいそめの湯に入ります。公民館のような感じで、風情などは特に無かったのですが、広くて新しいので、かなりゆっくりできる場所でした。長い長い鉄道旅行の疲れも癒されます。
上田に戻り、最後のイベントである篠ノ井線姨捨駅での景色を堪能します。流石日本三大車窓と言われるだけあって、素晴らしい景色でした。このあたりは山の中なのでスイッチバックがあったり特急の待避線があったりで線路が複雑になっていてなかなか面白いですね。
二時間ほど日が沈んでゆく景色などを撮ったあと、松本駅に行き、特急のスーパーあずさ号に乗って新宿へ帰り、この旅行は終了しました。
今回の旅行は天候に恵まれ、トラブルも殆んどなく終えることができ、本当に運がよかったとの一言に尽きます。これで心置きなく受験勉強に専念できます(笑)
無駄に長くなってしまいましたが、これもひとつの個人的な記録ということで、この辺で。
